技術・成果
TECH-RESULT
- 高機能ステンレス箔を用いたフレキシブル有機EL
- 耐熱フィルムEXPEEK®を用いたフレキシブル有機ELパネル
- ラミネート型フレキシブル封止技術
ラミネート型フレキシブル封止技術
技術開発成果:ラミネート型フレキシブル封止技術
(連携:味の素株式会社/味の素ファインテクノ株式会社)
フレキシブル有機エレクトロニクスデバイスには、フレキシブル対応の新規封止技術が必要です。
フレキシブル有機エレクトロニクス用の新規なラミネート型封止技術を開発しております。
技術の特徴
- デバイス側面からの水分侵入(サイドリーク)を阻止する樹脂技術を用いた封止基板AFTINNOVATM EF (味の素株式会社/味の素ファインテクノ株式会社製)
- シンプルなデバイス構成、簡便なプロセス
- AFTINNOVATM EFによる応力緩和効果によりフレキシブル有機EL屈曲時の欠陥発生を抑止
(AFTINNOVATMは味の素(株)の登録商標です。)
主な技術成果
- Ca 腐食法にて、60℃/90%RH保存条件で8,000時間の封止性を実証WVTR(Water Vapor Transmission Rate):10-6g/m2/day台(60℃/90%RH)
- フレキシブル有機EL試作品に適用
共同研究
味の素株式会社/味の素ファインテクノ株式会社
関連プログラム
- NEDO:戦略的省エネルギー技術革新プログラム「次世代高効率有機ELディスプレイ用材料の開発」
CEREBAとの共同研究) [2017年度~2018年度] - 文部科学省:オープンイノベーション機構の整備事業「山形大学/オープンイノベーション機構」[2018年度~2022年度]
主な研究発表
- 向殿充浩, 「第7回日独ジョイントワークショップ ”Flexible, Printed Electronics and Sensors”」(2019.1.28, 東京).“Barrier and encapsulating technologies for flexible OLEDs”
- 山形大学:「JFlex 2019展」(東京ビッグサイト, 2019年1月30日~2月1日).